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OVER THE STARBOW
~「星の彼方に」~
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cal200112

森さんオリジナル書き下ろしカレンダー。

今、わたしの目の前に来年のクリスマスに公演予定の、舞台ミュージカル用プロットとイメージ画サンプルがうずたかく積まれている。

言わずと知れたK女史に「試しに脚本を書いてみない?」と、押しつけられ…いや、 期待を込めて依頼されたのでありますが……。

わたし文才ないんだけどなぁ。

「これってオズの魔法使い?」
断定するには、あまりにも違いすぎるイメージティストに、おずおずと尋ねてみる。(あ!うまいっ)

「そっ、ピンポンあたりっ」肯定するK。

「でも、これって宇宙船らしきものが飛んでるし、ドロシー?はライトサーベル持ってるし(ライトセーバーっていうよりは、どう見てもモチーフがポン刀か長ドス)、後ろの三人組も微妙にって言うよりか、かなり違うよぉ」

「ダメなのよ。魔法とか純粋ファンタジーって、どうしても割り切れないの。ほら、あたしってリアリストだから。でも演劇部のやつらが、どうしてもこれをやりたいって言うから、わがままなのよ。
それならいっそSFファンタジーの方がまだ行けるから、アレンジしても良いって事で、こうなりましたっ」

一気にまくし立てるKに、内心こめかみを押さえつつ、何とか聞き出してみる。
「キャラクターの成り立ちとか話の筋はどうなってるの?」

「あ~はいはい。基本的にはそう変えている訳じゃないのよ。 ザッと書いたプロットがあるからそれ読んでくれる」

PALE CAT
  • 銀河の辺境にある農業惑星。当物語のヒロインは、そこで養父母に育てられる。遠い夜空の星の向こうに想いをはせる、夢みるビューチフル&プリチー少女は剣道三段。

  • ある日、次元振動の嵐に巻き込まれ、愛猫トト(原作は犬なのに!!)と共に、未知宇宙のとある惑星に投げ出される。

    ここから彼女のワンダーでアメージングなスペースアドベンチャーが始まる訳だぁ、これがぁ!!
    (おいおい、文章まで名調子語り口調だよ。Kってば)

  • 途中、彼女には3人の仲間が出来る。
    一人は、とある太陽系で外部からの違法侵入や密輸入を防ぐ辺境監査員だった男。私腹を肥す上司が仕掛けた宇宙遭難で漂流。一命を取り留めた彼は、が一切の記憶を無くしていた。

  • もう一人は惑星間戦争の犠牲になった恋人の復讐の為、惑星自然保護調査局レンジャーという身分を捨てて、軍に身を投じる。だが幾たびかの戦場をくぐりぬけた彼の体は、傷を負う度に冷たい機械と化し、いつしか心さえ鋼鉄と成っていた。

  • 最後の一人(一匹)。捕食者である彼の種は、その低い視力を補うようにテレパシー能力を発達させ、それにより獲物を感知し捉える。
    だが彼のその能力はあまりにも高く、標的の感情さえ読みとれるようになってしまった。それがいつしか狩りを行う上での妨げとなり、彼は苦悩を始める。心優しき異星獣。

  • ヒロインと3人組は自らの運命を切り開くために、未知の宇宙領域に存在するというオーバーロードとの出会いを求めて、今、冒険の航海に乗り出す。


    「ま、今んとこはそんな感じかな。後はあなたの隠されているかも知れない 脚本家としての能力次第」
    「ひどっ。でもホントに演劇部がこれを演りたいって思うかな?」
    「だからぁ、あなたの脚本次第よそれも」
    「う~っ、ホントに頭が痛くなってきた……」


    「ンニャニャカニャ~、ニャウニャウ。
    (昔、小公女の感想文でクラスの笑いをとった事があるって  言ってたくらいだからニャ~)