| AD2001 December January |
OVER THE STARBOW ~「星の彼方に」~ |
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| 森さんオリジナル書き下ろしカレンダー。 今、わたしの目の前に来年のクリスマスに公演予定の、舞台ミュージカル用プロットとイメージ画サンプルがうずたかく積まれている。 言わずと知れたK女史に「試しに脚本を書いてみない?」と、押しつけられ…いや、 期待を込めて依頼されたのでありますが……。 わたし文才ないんだけどなぁ。 「これってオズの魔法使い?」 断定するには、あまりにも違いすぎるイメージティストに、おずおずと尋ねてみる。(あ!うまいっ) 「そっ、ピンポンあたりっ」肯定するK。 「でも、これって宇宙船らしきものが飛んでるし、ドロシー?はライトサーベル持ってるし(ライトセーバーっていうよりは、どう見てもモチーフがポン刀か長ドス)、後ろの三人組も微妙にって言うよりか、かなり違うよぉ」 「ダメなのよ。魔法とか純粋ファンタジーって、どうしても割り切れないの。ほら、あたしってリアリストだから。でも演劇部のやつらが、どうしてもこれをやりたいって言うから、わがままなのよ。 それならいっそSFファンタジーの方がまだ行けるから、アレンジしても良いって事で、こうなりましたっ」 一気にまくし立てるKに、内心こめかみを押さえつつ、何とか聞き出してみる。 「キャラクターの成り立ちとか話の筋はどうなってるの?」 「あ~はいはい。基本的にはそう変えている訳じゃないのよ。 ザッと書いたプロットがあるからそれ読んでくれる」
ここから彼女のワンダーでアメージングなスペースアドベンチャーが始まる訳だぁ、これがぁ!! (おいおい、文章まで名調子語り口調だよ。Kってば) 一人は、とある太陽系で外部からの違法侵入や密輸入を防ぐ辺境監査員だった男。私腹を肥す上司が仕掛けた宇宙遭難で漂流。一命を取り留めた彼は、が一切の記憶を無くしていた。 だが彼のその能力はあまりにも高く、標的の感情さえ読みとれるようになってしまった。それがいつしか狩りを行う上での妨げとなり、彼は苦悩を始める。心優しき異星獣。 「ま、今んとこはそんな感じかな。後はあなたの隠されているかも知れない 脚本家としての能力次第」 「ひどっ。でもホントに演劇部がこれを演りたいって思うかな?」 「だからぁ、あなたの脚本次第よそれも」 「う~っ、ホントに頭が痛くなってきた……」 「ンニャニャカニャ~、ニャウニャウ。 (昔、小公女の感想文でクラスの笑いをとった事があるって 言ってたくらいだからニャ~) |
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